最近ブログ運営のご相談を頂く機会が増え、その内容を読んでいて、みなさんが実は一番悩んでいるのってここなんじゃないかな?という、ある共通点に気が付きました。
それは、「稼ぐ」ブログなのか「継続」に重きを置いたブログなのか。
・・・ここ。
私は個人的にこの設定こそ「複業をしよう」「ビジネスをしよう」と思った後、一番最初に設定すべき項目だと思っています。
もう少し平たく言うと・・・
- 稼ぐためにビジネスに取り組むのか(とにかく収益化を優先する、稼ぐためのブログ運営)
- やりがいのためにビジネスに取り組むのか(やりがいを追求し、自分らしく収益化するためのブログ運営)
ということです。
この二つがごっちゃになっていたり、軸がぶれていたりすると、割と高い確率でドロップアウトする羽目になっちゃうのかな、と。
・・・というのも。
ブログ運営では、誰でもすぐに取り組めて、瞬発的に大きく稼ぐための記事更新と、自分の書きたいことや興味のあるジャンルを発信しながら、じっくりと時間をかけて力をつけていくのでは、運営方法が違うから。
・・・まぁ、正確に言うと本質は同じなのですが、市場リサーチの方法が違ったり、重きを置く部分が違ったり。
こまごまとした部分が違うので、その誤差で間違った方向に好き進んでしまったり、あれ、これでいいんだっけ??と、途中で不安になってしまい、そのまままた新しい手法を探し始める、という、いわゆるノウハウコレクターになってしまいがちなんですよね。
・・・ちなみに私の基本的ブログ運営方式は、後者。
「やりがいブログ運営戦略」派
です。
需要を調べて記事を書く、ということ自体はしていましたが、特化ブログなので、ターゲット層の母体数がそもそも「万人」ではいため、最初の1年間は全くと言っていいほど成果が上がりませんでした。
今でこそ70万円ほどの利益を上げるようになりましたが、「やりがい戦略」でいくと、モチベーションが続きやすく継続はしやすいものの、成果が上がるのに時間がかかり、ドロップアウトしてしまう人がほとんど。という欠点があります。
逆に、前者の「稼ぐためのブログ運営」では、人々の需要の多さをリサーチしてから需要のある記事を淡々と量産していくことで、単純に大量のアクセスを流し込み、一気に収益を上げる手法です。
こちらは早い方で3か月くらいで10万円は稼げるようになりますし、この手法で月収100万円プレイヤーは今や珍しくなくない印象。
ただし、こちらのデメリットは、コツさえ掴めば比較的誰でも書ける記事の量産であることと、運営者の書きたいことを書いているわけではないので、モチベーションが続きにくい、ということ。
両者に優劣は無く、どちらにも一長一短があります。
私の場合、稼げないことは一切やりたくはないですが、稼ぐこと自体が一番の目的なわけではなく「継続」に一番重きを置いている人間なので、今のところ後者一本で生きていますが、ここの意思決定って大事で。
自分が何の目的で、どんな方向性で、何に重きを置いて、ブログ運営をするのか、そういうのは先に決めておいた方が良いと思います。
個人的に一番おすすめなのは、最初は稼ぐことに特化したブログ運営に着手して、成果が上がり、多少放置でもそれなりに稼働できる状態になってから、自分の興味のあるジャンルに参入すること。
そうすることで、「稼いでいる事実」があることから、横展開へのモチベーション管理がラクになります。
この辺はご自身のタイプに合わせて設定していけると良いですね!