海外在住!日本の親の介護問題を解決に導くため知っておくべきこと

海外在住者の介護問題は、海外に住んでいる日本人にとって深い悩みだと思います。

自分の感情のままに、自分の夢を追いかけて、自分の人生に希望を抱き、海外に飛び出してきた人は多いはず。

それでも家族(両親)が日本にいる限り、「介護問題」は誰しもが直面しますよね。

私の両親は50代で、私自身に介護問題は降りかかってきていませんが、私の母が現在進行形で両親(私にとっては祖父母)の介護真っ最中です。

そして義父は要介護5の状態で日本にいます。
(私たち家族はブラジルにいて、私は介護に関与していませんが)

そこでこの記事では、私の母の状況を見たり、要介護5の義父の介護問題と実践している解決手段を考慮しながら、海外在住者が日本の家族のために知っておくこと・今から出来ることを挙げていきます。

海外在住者が日本の家族にできること

金銭的支援!とにかくお金を稼ぐこと!!

これを言うと炎上してしまいそうですが、結局世の中は「札束」で解決することがほとんどです。

医療を受けるにしても、何かしらサポートなどのサービスを受けるにしても、お金がない事には始まりません。

ハッキリ言って、介護は「綺麗ごと」「恩」「仁義」「忠義」で解決する問題ではないのです。

明るかったはずの子供の人生を、容赦なく奈落の底に突き落としかねない問題なんですよね。

だから若い私たちが出来ることは、日本にいる親に何かがあった時、自分の時間・人生・労力を犠牲にせずとも、きちんと支援できるほどの「お金」をまずは作ること。

私はこれが、海外在住者が日本にいる家族に出来ることの中で、最重要だと思います。

海外在住(ブラジル)イリウダの実践する在宅ワーク

逆にあなたが介護される親の立場なのであれば、子供には「最低限の現金」を残してください。

これは母を見ていて本当にそう思います。

相続問題があるのなら、死んでから子供を悩ませることが無いよう、非課税分である110万円を毎年こつこつと贈与してください。

今後必要性が無くなるであろうお墓など(管理するのも時間・金銭面でも負担・撤去するのにも莫大な金額がかかる)を勝手に立てて、あなたの大切なお金を使ってしまうのではなく!!

死後の手続き等がスムーズに行えるような「最低限の現金」を残してください!!

今の介護される世代が良かれと思ってする行動は、あくまでもその世代にとっての常識です。

変化し続ける時代を生きていく子供にとっては、逆に大きな負担になったりするんですよね。

お墓なんてその最もたる例。

お墓が必要になった時、子供が「必要だ」と思えばその時に買えばいい話なんですよ。

なによりこれからもっと先の未来には、今よりももっと画期的なシステムが、今よりももっと安くできるかもしれない。

現金さえあれば、子供にも他に選択肢が出来るんです。

情報収集と知識の蓄え

インターネットや行政サービスのHP、そのほか書籍など。

あらゆる情報をまとめ、自分の両親の場合はどうか?という目線で「知識」を付けること。

知識は最大の「力」であり、知識の差が介護生活の良し悪しを決定づけると言っても過言ではありません。

早すぎることは無い、と思って勉強しておくのがおすすめです。

私も今、絶賛勉強中です。。。

定期的な帰省で生活のサポート

海外在住者にとっては日本への行き来はそれだけで負担。

私たちも実際、ブラジルからの移動は往復で世界一周しているのと同じ(しかも小さな子連れ)なので、非常~~~に負担ではあります。

今は自分の「定期的に日本に帰りたい」という気持ちの方が強いから年に一回帰省している、というのもありますが、それでも、状況を見るという意味での帰省も兼ねているので、これは出来る限り毎年続けたいなと思っていますね。

妊娠したらちょっとその年は難しいですが。。。

ケアマネージャー・地域のサポートを調べる

可能な限り電話や(Skypeなどで)実際に面談をして話を聞くのが安全です。

沢山あるサービスの中で、信頼できる人を調べておきましょう。

信頼できる施設を早め早めに探す

私は自分自身が介護はしたくないですが、今まで育ててくれた親に対して「犠牲になれ」とは一切思っていません。

近年ニュースで介護施設での虐待は大きく取り上げられるようになりましたが、悪質な施設は驚くほど多いのです。

そしてきっと、これからも減らないと思います・・・。

なので、自分自身は介護はしなくとも、自分の代わりに親の介護をしてくれる人は、自分の目で確かめて決定すると決めています。

そこは絶対に譲れない点です。

自分の大切な親を預けるんだから、下見もめっちゃくちゃする予定だし、入居者やその家族にも契約前にコンタクトを取り、口コミは徹底して調べます。

子供の学校を調べるのと同じ気合いで調べています。

もちろん今すぐ必要なわけでは無いですが、目星は一応絞っていて、毎年それをアップデートしている感じですね。

毒親対応!生活サポートを丸投げ出来る団体を知っておこう

世の中には、親とうまくいっている人だけではなく、お金を払ってでも関わりたくない関係である人達も少なくありません。

そういう場合は、全て丸投げしてしまうのも手です。

それが出来るNPO団体があることを知っておきましょう。

お金は掛かりますが、手間や時間や労力のかかる生活のサポートなどを全て任せることが出来ます。

ちなみにこちらのサービスは、海外在住者のように物理的理由で家族の生活のサポートが難しいケースにも適していますよ。

実は私たち夫婦も、義父の介護問題でこちらのサービスを利用しています。

こちらについてはまた改めて記事にしますね!

海外在住の介護問題を解決?絆(きずな)の会と実際に契約した感想

海外在住者は親が元気なうちに介護について話し合おう

海外在住者は、物理的に日本とは離れているため、日本にいる家族が1カ月に1回のペースとかで入院という形になっても、そう簡単に駆け付けられません。

介護は目の前に問題が起きてから考えるのでは遅い。

事前に家族とよく話し合いましょう。

私も自分の家族とは既に「介護」について話し合っており、両親は子供に介護をされることを望んでいないこと、自分・兄弟も親の介護はやらないと明言するなど、すでに合意をしています。(計画通りに物事が進めないこともあるということは理解したうえで)

これは、特に海外在住者のような物理的に日本と離れている人にとっても本当に重要で、話しにくいからといって議論から逃げていい問題ではないのです。

私たちは「介護は第三者に任せる」という合意の元、高額でも良いから良い施設を探すこと、そのための資金を貯めるという形で現在動いている感じです。
※現状は母が一番稼いでいるので(笑)、そこまで心配していませんが…私も一応頑張ってます。

私の両親は現在56歳。

まだ高齢とは言えない年齢ではありますが、この「介護についてどうするか」という問題を自分の両親と話し合っているからこそ、モヤモヤしない良い関係が保てているのだと思います。

そして、私も人の親なので「いつか自分の娘が私の老後について心配する時」がきます。

その時は、私は絶対に自分の娘の人生を自分の介護で無駄にさせたくないこと、そして冒頭にも書きましたが「金さえあればほぼ全てが円満に解決する」問題だとも思うので、今は全力でお金を作ろうと。

そんなことを考えていますね。