こんにちは、イリウダです。
最近ブラジルで、歯科矯正をはじめました。
あの、表面にギラギラと輝く、見た目が恐ろしいアレです。悲
約3年かかるらしい。。。涙
しかしながら、これ以上先延ばしにしても何も解決しないし、マスク着用が普通の今だからこそはじめ時かなと感じ(もっと早く始めればよかった)、思い切ってスタートしました。
自分の備忘録がてら、海外で歯科矯正を考えられている方の参考になればと思い、こちらは定期的に記事にしていこうと思います。
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歯科矯正をすることになった理由
まず私が歯科矯正をすることになった理由です。
元々幼少期から、私は歯並びはとても悪い子供でした。
特に八重歯の位置がかなり飛び出していて、小学生の時に母の判断で犬歯を抜かれてしまったんですね(笑)
これが最大の失敗。ここから全てが始まります。
当時に歯科矯正をきちんとやっていたら、今こんな苦しんでないです。。。
世の中のご両親様!!
歯並びが悪いからって、安易に子どもの歯を抜かないでください!!
後先考えずに犬歯を勝手に抜かれてしまった(母としては賢明な判断だと思ったらしい)私の歯は、この後、時間をかけてどんどん悪い方向に歪み始めます。
次のターニングポイントになったのは中学時代。
剣道をしていた私は、ある日、稽古中に友人の竹刀が顔面に直撃して、永久歯の前歯二本を死滅させてしまいます。爆
かろうじて根本?は生き残ったものの、前歯二本はかぶせモノになってしまい、ここから一気に顎が歪みが加速し始めたようで、特にかみ合わせが合わないことで首、顎に痛みを感じることが多くなりました。
見た目にもそれが表れていて、左右の顔の印象が全く違い、明らかに顔も歪み始めたんです。
これは現在進行形で私の最大のコンプレックスとなっています。
ただし、当時は若かったこともあったのか、その歪みもまだ目立つレベルではなく、しばらく平和に過ごしていたものの…
見えないところで少しずつ、でも確実に、歪みは悪化。
その間もスポーツをやめたことで筋肉が落ち、10キロ以上の減量。
その後結婚し、妊娠悪阻による急激な体重減少。
さらにさらに出産後、その反動による急激な体重増加(笑)。
…と。
美容と健康にはよくないに決まっているような生活をしてきました。
その結果、30を過ぎてからあるごとに体調を崩すようになりました。爆
主な症状は頭痛、吐き気、肩こり、腰痛、首の痛み…
特に頭痛と吐き気は酷く、最近だと立っていられないくらいの頭痛と、もれなく嘔吐(下手したら失神)に襲われるようになりました。
あまりにも頻繁に頭痛に襲われること、毎回吐いてしまうことから、脳に異常があるのかと検査をしたこともあるのですが、、、
脳には異常なし。
イリウダ
で。
最近になって顔周辺の精密検査を何度か繰り返したところ、やっぱり特段悪いところが見つからなかったため、かみ合わせ、顎のゆがみ、首のゆがみが酷いことがマジで原因なのかもしれない、と言われたんですね。
※試しに上の歯にマウスピースを付けて就寝する、という応急措置を数カ月続けたら、頭痛が一気に改善されたこともあり
それに際し手術を勧められたこともあったのですが、手術はさすがに怖いと思い、セカンドオピニオン、サードオピニオンと、様々な医師を渡り歩き、同時進行で歯科医にもコンタクトを取り。。。
夫婦でもよく話し合った結果、いったん歯科矯正を行い、かみ合わせを整えてみようという話になったということです。
歯科矯正の方法(手法)
今回私が選んだのは『ブラケット歯科矯正』というタイプで、歯科矯正の代名詞のようなアレです。
出来ればマウスピース矯正や目立たない矯正方法を選びたかったのですが、骨格、歯の状態、口の大きさなどを考慮し、ブラケット歯科矯正以外に効果的に矯正できる方法が無いと言われてしまいました。
※そのほかの治療法はブラケットよりもかなり高額になる上に、倍以上の時間がかかる可能性と、私のかみ合わせの状態からしてそもそも効果があるかわからないとも言われました。
イリウダ
それに加え、私は口の大きさが人よりも異常に小さい割に、人よりも歯自体の大きさがかなり大きいことから、矯正するスペースが全く無いとのことで、3本追加で抜歯しなくてはいけないことになりました。。。
イリウダ
…が、この頭痛と嘔吐に耐えることがそろそろ限界であることと、手術をしなくてもこの症状が改善されるのであればそれ以上のことはなく(手術で30代にして亡くなった親族がいるので)、やってみようという話になりました。
ブラジルの歯科矯正にかかった費用
歯科矯正という判断に至るまでの様々な精密検査に関しては『頭痛』『嘔吐』の症状から医師による診断書が出ていたため、保険で全額カバーされたので無料でした。
これは相当ラッキーだったと思います。MRI?のような検査も含めて、とにかくいろんな検査をしました。爆
その後、歯科矯正をすることを決めてから、3Dでの歯の状態やレントゲン撮影、歯科医の初診は7000円ほど。
歯科矯正を見据えてだったのでここは保険がきかず。。。
しかしながら日本でもここは保険適応外の部分だと思うので、そこまで気になりませんでした。
それどころか、今まで体験したことのないめちゃくちゃ細かい検査をしてもらえたんですね。
日本だったら絶対に3万円以上はしそうだな~というくらい、細かいやつ。
その検査結果を、普段通っている歯科医用、歯科矯正を担当してくれる歯科医用、そして私が保管するようにデータでもらうことができました。爆
夫を含めたら、四人五脚で歯科矯正をすることになり、とても安心感があります。
そして気になる歯科矯正の(検査含めた)トータルの値段ですが、25万円です。
安いと思いません??
日本で一度見積もりを出してもらったこともあるのですが、その時は100万円以上は確実にかかると言われていたので(それがそもそもヤブだったのかな?)肩透かし食らった感じです。
もちろんレアル安の影響もありますが…
良い歯科医さえ見つけてしまえば、歯科矯正をブラジルで行うのはメリットしかない気がしますよ。
ブラジルで歯科医を探した方法
今回お世話になる歯科医を探すにあたって、私(夫も協力してくれた)色んな人からの紹介やたくさんのレビューを見て、かなり慎重に選びました。
具体的に取った行動は以下です。
- 私の友人が通っている歯科医を紹介してもらう
- 夫の同僚が通っている歯科医を紹介してもらう
- 歯のクリーニングで全てに通ってみる(2000円くらい)
- 信頼できる歯科医を選び、継続して通う
- その歯科医に矯正をしている別の歯科医を数名紹介してもらう(紹介状を書いてもらう)
※歯の治療と歯科矯正をどちらもできる歯科医であればその限りではない。 - 紹介してもらった矯正をしている歯科医のカウンセリングに行く
- 一番信頼できそうな医師の目星を付ける
- その歯科医に歯科矯正でお世話になった友人がいないか探す
※今回たまたまこの歯科医で矯正をした夫の同僚がいました - 結果や体験談を聞く
- 決定
元々定期的にクリーニングには通っていたため、1~4までは随分前から済んでいたことで『歯科矯正』を念頭に置いた歯科医師探しは5から始まっています。
矯正を担当してくれる歯科医選びで重要視していたのは、歯科矯正にかかる費用をきちんと提示してくれることと、どこが悪くてどこをどうやって直すのか、抜歯をする歯の位置とその理由など、全てを細かく説明してくれる人ということと、『紹介状を書いてもらう』ということです。
日本もですが、歯科医(美容整形も同じ)はお金儲けのためなら、出す結果や患者の歩む未来など一切考慮しない人がたくさんいます。
実際私は小学生の時に犬歯を抜かれたわけですが、母の判断とはいえ、母は歯のことに関しては素人です。
でもそれを分かっていたその歯科医には、私の将来が予想できてたはずですよね。
少なくとも歯の位置が変わってしまうことや犬歯を抜くリスク、顔がゆがむリスク、かみ合わせがおかしくなり、将来様々な問題を抱えるリスク。
そのリスクを何一つ母に伝えることなく、『大丈夫でしょう~』っつって抜いてしまった。
つまりこの歯科医は、小学生の女児を、お金儲けのカモにしたってことです。
こういう人たちって世界中にたくさんいると思っているので、たとえ何度も通って信頼できると思っていても、一人の歯科医で完結させずに、複数の医師を巻き込んで『紹介状』を書いてもらうことにしたんです。
これくらいしかできないのが悲しいですが。。。
でもその甲斐あって、今のところ現在の歯科矯正に不満な点はありません。
矯正器具の違和感や痛みなどは丁寧な説明を受けていたので不信感も無いし。
あとは3年後の結果ですよね。
結果が全てですから。笑
これはもうやってみなきゃわからないかな…
ちなみに頭痛自体はまだあります。。。
…が、その頻度と嘔吐に繋がることは減りました。
でもこれは、今回紹介状を書いてくれた歯科医の判断で、今まで就寝中に応急処置としてつけていた『マウスピース』の効果だったんだと思うんですよね。
※就寝中に激しく噛んでしまうのを防ぐためのマウスピースだったらしい。
現在は矯正器具を付けているのでマウスピースを付けて就寝することは無くなったんですが、また悪化するのかな~…怖
今のところはそこまでひどい頭痛は来てないけど。。。まだ怖いですね。
とりあえずまた器具を付けて1カ月も経っていないので、もう少し様子を見てまた記事にしたいと思います。
ではまた!