海外在住者の遺産相続の税金ってどうなるの?




海外在住者は「日本に住んでいる親からの遺産相続ってどうなるんだろう…?」と疑問に思ったことは無いでしょうか。

私の母は現在、日本で母の両親(私の祖父母)を介護している真っ最中で、日頃から愚痴を吐くために私とよくビデオ電話をしています。(笑)

その中で、母が「遺産相続」について色々と悩んでいると言っていたんですよね。

母は一人っ子で親戚もほとんどいないことから、一人で両親の介護をしています。

私の祖父母は資産家ではありませんが、土地や貯金などそれなりの「相続税」がかかるくらいはあるそうです。

それを聞いてふと私も思ったんです。

 

もし、自分(海外在住者)には日本の相続税ってかかるのだろうか…?と。

 

結論から言うと「かかる」そう。爆

(´・ω・`)イヤダ。。。

正直なところ…私は一時帰省自体はしますが、とっくに住所は日本から抜いているし、税金もブラジルで支払っているし、当然日本人が受けられる特権的サービスなんて一切受けていません。

「観光客として日本に行く外国人」と全く変わらない。

日本からは既にほぼ死んだ人間として扱われている海外在住者にとって、今住んでいる国に払うなら許せるけど、なぜここにきて「日本」に税金を支払わなければいけないのか??と感じる方は多いはず。(笑)

なので当記事では、どうすれば海外在住者が「合法的に税金を支払わずに、親からお金を受けられるか」を考えてみました!

海外在住者は生前贈与がカギ!!毎年110万円まで非課税

日本では、家族が死亡してから財産を受け取ると相続になりますが、生前であれば「贈与」となります。

贈与であれば、年間110万円まで非課税だそうです。

なので単純に毎年110万円(それ以上はダメ)を国際送金してもらえば、その分は非課税となりますよね。

国際送金にはトランスファーワイズが便利なのでこちらを利用してみてください^^

ご家族の体調だったり病状だったりを考えながら、早め早めにコツコツと贈与を受けるのは大切なのかなと。

もちろん、家族間の信頼関係が良いことが前提になりますが…

参考サイト生前贈与の非課税枠は?

これ以外の方法も調べてみたのですが、2017年度までは海外在住であることは「節税対策」になっていたものの、日本の富裕層がみーんな揃って海外在住を利用して節税対策してしまったことから、法律が変わり海外在住者でも容赦なく相続税がかかる仕組みになってしまったようです。

言い換えると、海外在住者だろうと「相続」に関しては日本の税金から逃げれない、ということ。

参考サイト国際的な贈与による節税は難しくなりました

なのでやはり、コツコツと毎年、非課税分の生前贈与を受ける、という手段が一番だと思います。

うーん…

私は税金を取られるくらいなら、母に全て使ってもらうか、どこかに寄付してもらいたい。

誰が・何に使われているか一切分からない税金に取られるのは絶対に嫌だな~~~…




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