こんにちは。イリウダです。

夫と娘、黒猫と一緒にブラジルのサンタカタリーナ州で暮らしている、ゆとり世代のアラサーママでございます。

ありがたいことに、最近インスタグラムをきっかけに私個人について聞かれる機会が増えたため、こちらで詳しいプロフィールを公開することにしました!

長文失礼します!!!!ばーん(最初から謝っておくスタイル)

今でこそ私はそれなりに現地で楽しい暮らしをできるようになりましたが、7年間、いろいろありました。

ブラジルで鬱になった話

私は日本では普通に社会人として働いており、ブラジル移住後も会社員時代にやっていた副業を続けながら普通に自立した生活を送っていた人間です。

ところが。。。

妊娠してから世界は一変。

妊娠悪阻が酷く出産日まで嘔吐をし続けていた私は、この年、キャリアを文字通り、すべて手放さなくてはならなくなりました。

出産してからは普通に家事育児で忙しく、自分のことは後回し。

妊娠中に勉強するはずだったポルトガル語に手を出せないまま、あっという間に家事育児で一日が終わってしまう。

何か集中してできる時間や息抜きの仕方もまだよくわかっておらず、ブラジルということで近くに頼れる家族も、会話できる友人も、相談できる人も、まともに言葉が通じる成人も、何一つ無い環境。

おまけに時差があるので、日本にいる家族や友人にだって気軽に電話をかけることもできない。

どんどんストレスはたまっていきました。

そしてある日、ぷつっと何かが切れたんですよね。笑

その日からしばらく、処方箋が無くては一日を終えることができなくなってしまいました。

底辺だった自尊心が回復した理由

そんな私が浮上することができたのは、娘の睡眠時間が徐々に安定し始め、毎日ある程度まとまった睡眠を確保することができるようになってからです。

自分が『鬱状態である』ことを正しく認識することで、それに対してどうやって解決していくかを考える時間が取れた。

だから私は『鬱』というより、極度の睡眠不足と自分の時間の取れなさで、何が辛いのかわからない『とりあえず終わりのない絶望』の中にいた、というのが正しいのかもしれません。

自分の自尊心が崩壊していると認識し、その理由を具体的にし始めた私は、その根本的な問題を可視化することに成功しました。

ここから一気に浮上していきます。

私の自尊心が底辺まで落ちた理由、それはワンオペ家事育児で仕事ができないのがつらいでした。

仕事と同じくらい(私にとっては仕事より)大変なのに、自分だけ家族のためという大義の元、すべての経済力を奪われ、夫のすねかじりのような気分にさせられているうえに、軟禁状態でタダ働きさせられている。

もちろん、夫に酷いことを言われたわけでもモラハラ発言をされたわけでも全くないのですが、今まで『外で働いて稼いでくる仕事』が苦手分野ではなかったこと、対する家事育児が超苦手分野で苦痛でしかないことから、そのような思考に陥ってしまっていたんです。

だから、ここを解決すれば自分の自尊心は戻ってくるだろうと仮定し、その日から行動をし始めました。

具体的には、家事の完全代行化、ロボット掃除機をはじめとする家電の導入、そして託児所の選定などです。

ちなみにこれは、インスタでも詳しく書いているのでよかったら読んでみてください。

 
 
 
 
 
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イリウダ莉美🍿移住/駐在/留学の困ったを解決(@limi_iliuda)がシェアした投稿

この対策をし始めてから数年後には、それなりの経済力が付いてきたことで、自尊心は完全に回復していました。

今もうすっかり、薬は服用していません。

インスタを始めたきっかけ

当時からライター業やブロガーとして生計を立てていた私がインスタを始めたきっかけは、大好きな先輩が夫の海外駐在に帯同した結果、鬱状態*になってしまったこと、それから『パンデミック』でした。
*現在日本に帰国して回復されてます。

とにかく、PCを開けない。

仕事に集中できるほど、時間が無い。

日本以外の国も相当大変だったと思いますが、2020年、ブラジルの場合は長期休校措置が約1年(土地によってはそれ以上)続き、追い打ちをかけるように、私の夫の職場は完全在宅ワークに切り替え(これが2022年6月上旬まで続きます)。

これにより、夫が24時間在宅の中、ワンオペ家事育児がずーーーっと続きました。

思い出すだけでイライラするので詳しくは書きませんが、これが原因でそれまで積み上げてきたものをすべて手放さなくてはならない状態に追い込まれたんですね。(就活関連の発信で生計を立てていた)
※まぁ今になって考えると手放してよかったと思いますが、当時は収入がそこそこあったので悲しかった。

そこで私はもう一度、自分の発信について再考しました。

今までは就活関連の発信をしていたけど、私や私の先輩のように、海外移住や育児などで、突然それまでのキャリアを諦めなくてはならなくなった(仕事ができなくなってしまった)女性の自尊心崩壊は、きっと珍しくないのではないか。

自分が自尊心を復活させた経験談は、誰かの役に立つのではないか。

でも、現状PCでの作業は難しい。

であるならば、スマホで完結できるインスタで、ミニブログを作ろう。

これがきっかけだったのです。

『好き』を仕事に!の呪い

私はブラジルに移住してから一度失った『自尊心』を回復するために、『仕事』、もっと言うと、『自分の経済力』を求めてずっと行動をしてきました。

だからこそ、『好きを仕事にする!!』というキャッチフレーズにめちゃくちゃ違和感を覚えます。

好きを仕事にすることこそが『正義』という風潮

興味のないことを仕事にすることは『負け』という風潮

私はそう思ってません。

はっきり言いますね。

  1. 好きなことをやり続けてるけど、なかなか収益にならない。
  2. 興味があるわけじゃないけど、会社員程度の経済力がある。

この二択であれば、自尊心が回復するのは後者だと思うからです。

前者は趣味の領域を出ていない。

そもそも。

好きなことを収益化するって全然簡単じゃない。

もっと言うと、好きなことが世の中の需要と合致していると言ったら、大間違い。

趣味っていうのは、ストレス解消になりますが、自尊心崩壊状態では役に立ちません。

結局、『自分が経済的に自立しているという事実』は大事なんですよね。

興味のないことをやっていたとしても、『成果/報酬/収入』という『数字』があれば、それは崩壊した自尊心を復活させる大きな切り札になるんです。

もちろん世の中には、自分の夢や叶えたい目標があり、それを一心不乱に追いかけて叶えていく人たちもいます。

その人達は確かにすごい。

それはもう、本当にその通りです。

『夢』がなきゃ負けなのか?

…では、『夢』が無い私はダメなのかって話です。

これもそう思っていません。

語弊があるので書いておきますが、私は『夢を持つことこそが正義』という価値観を否定しているのであって、『夢』を持つことを否定しているのではないですよ。(夢を持つことは素晴らしいよ)

一番重要なのは当事者である自分自身の『幸福』なので、自分の目標が達成できれば良い。

参考になる方がいらっしゃるかもしれないので私のケースで書いておきますね。

イリウダの人生の目標

  • それなりに自由に
  • それなりに快適に
  • 最小限のストレスで
  • ある程度の経済力をつけ
  • ゆるく楽しく暮らすこと

我ながら、信念もくそもねぇなって思います。ばーん

でもこれでいいんですよ。

私の人生なので。

しかも、この目標ってダサく見えて、達成するにはある程度努力が必要なんだよね。

さらにこれを達成し続けるには色々と新しいこともやってかなきゃいけないので、そんな簡単なことでもない。

まぁ、くそみたいな目標ですけど。

だからこそ。

経済力を手に入れたいけど、自分にできることがわからなかったり、他の人の夢を聞いたり見たりすることで、自分がすごく小さい人間に見えてしまい、焦燥感を感じる。

やりたいことがあるようで、ないようで。。。

何がしたいのかわからない、ただただ焦るし、モヤモヤする。

夢が無い私は、劣っているのかもしれない。

夢のない私には、価値が無いのかもしれない。

こーんな勘違いをしている方々の参考になる道を、私はまさに、歩んで生きているのではないか、と思っています。(自称ですが)

私、絶対に叶えたい壮大な『夢』や、仕事として光る『特技』、無いんで。ばーん
※特技に『海外生活』って書いちゃうレベルですからね。そもそも特技カウントしていいのか。

実はこれって…

そんなこんなで、ぼちぼち発信をしているのですが…

ここ最近は特に『ブログ運営/フリーランスについて教えてほしい』というお問い合わせを多く頂くようになったんですよね。

実はめちゃくちゃ需要があるんです、海外在住者のキャリア問題と解決の糸口の話って。

海外にいるとどうしても仕事を探すのが日本よりも難しいですからね…

ただ、どうしても全員にすべての返信を細かくしていくことは作業量上、現実的ではなく・・・

なので代わりに、私が今海外で仕事を探している立場だったら、必ずチェックするであろう海外在住ママ(主婦)が在宅で長期報酬を得る方法を1記事にまとめした。

現在海外で求職中の方は是非参考にしてください^^

また、『フリーでやっていきたい』『自分でマネタイズブログを作りたい』など、収益化できる特化ブログ運営につきましては私の得意分野です。こちらは特化ブログ論として発信していますので、このブログの別カテゴリーを参照してください。

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