日本人男性は育児家事を手伝わなさ過ぎる!!
日本人男性は、名も無き家事は全て妻任せ!!
・・・それに比べて外国人男性は当たり前のように家事育児をこなし、女性を大切にしてうんたらかんたら・・・
・・・というような記事が日本には溢れかえっているわけですが。
こちらブラジルにおいては、そんな記事作成者たちがドン引きするような事実があるので、ぜひともブラジル人男性と結婚を考えている日本人女性も参考にしてください。
ブラジル人男性の家事能力
申し訳ないけども、ブラジル人男性は、マジで何もできません。ばーん
こんなん言ったらブラジル人男性に怒られてしまうかもしれませんが。。。
正直、家事が出来るブラジル人男性を見たことが無いし、まぁ、本当に何も出来ないです。
いわゆる家庭的なことはマジで驚愕するほど何もできない(人が大多数)。
日本人男性よりも全っっっ然出来ないと思います。
もちろんね、人によるんですよ。
家事できるブラジル人男性も、いるかもしれません。(いないかもしれません)
ただ、確率はめっちゃくちゃ低いと思っててください。
私は普段、主語を大きめにして文章を書くことは出来る限り避ける人間なのですが、こればかりは括らせてほしい。
本当に何も出来ない男性がほとんどだから。
たまごの殻さえ割れない人もたっくさんいるし、そういう人に限ってカッコつけて片手で割ろうとして殻をボウルに入れちゃう、みたいな、嫁爆ギレ案件とかやらかします。
本当、家事においてははまじで使い物にならない男性が多いと思います。
・・・しかしながら。
絶対的に日本人男性と違うところ。
それが、家事は「完全外注」という価値観です。
ブラジルでは、家事は「妻・母親」がやるものではなく、家事は「メイドさん」がやる、がデフォルト。
お金を支払ってやってもらうもの、なのです。
地域にもよるかと思いますが、個人的には収入の良し悪しもあまり関係ないと思います。
私が住んでいる地域(というか同じ学校のママ友)では、メイドんさんがいない家庭は今のところ知りません。
そもそも、タダで自分の家の家事をやる女性自体が少数。
私の家にもメイドさんがいますが、彼女自身もメイドの仕事をしながら、自分の家は別のメイドさんに仕事を依頼しています。
自分の家の家事は、お金を払って他人にやってもらうのが本当に普通なのです。
ブラジル人男性は、「家事くらい自分でやりなよ、お金もったいないじゃん」とは絶対に言わない。
確かにブラジルは家事が出来ない男性がほとんどなのですが、その負担を妻に押し付けずに、対価を支払って他人に依頼するのがブラジル人男性なのです。
ブラジル人女性も、ブラジル人男性の家事力は低いと分かってはいるものの、だからと言ってそのしわ寄せが自分にかかっているわけではないので、そこまで不満は爆発していない印象。
日本のように、家事も育児も母親が無報酬でやるしかない(押し付けられる)、みたいな風潮や環境では無いです。
育児だけでも大変ではあるけど、家事が完全に外注なら女性はだいぶ楽になりますよね。
ここが圧倒的に日本人と違う点です。
もちろん、家事が好きで好きで仕方ない人がいたらその限りではないし、年収にもよるとは思うのですが・・・
ファベーラ(スラム街)で暮らしている友人も自分の家の家事は他人に依頼する、と言っていました。
これはブラジル特有のとても素晴らしい文化の一つかな。
ブラジル人男性の育児力
これも当然人それぞれなんですが、育児力はそこまで日本人男性と変わらないかな~と思います。
ブラジルでも、やはりメインで育児をするのは「女性」というイメージ。
というか、日本人男性が育児に参加しない理由って、要は会社に縛られている時間が長すぎる、というのが主な理由・原因なんですよね?(知らんけど)
ブラジルにはブラック企業ってほぼ無いですし、会社に時間を奪われて精神を病むみたいなことは、まぁ~~~起きない。
なんならワールドカップでブラジル戦がある日は祝日、もしくは出勤時間がズレますからね、もうこういう国民性だし、国もそうなんです。
自殺率が世界で一番低い国ってのも本当に納得しますよ。
うちの夫は、ペトロブライズのようなオイルカンパニーとかではなく普通の会社員ですが、1日6時間勤務(うち1時間休憩)、完全週休2日、週2リモートワーク、2カ月間の有休、その他祝日多数(めっちゃ多い)みたいな働き方です。
※だからと言って貧困層ではなく普通に日本人の平均収入(多分普通より多い)くらいはもらっています。
あと私も収入があるので、富裕層ではありませんが生活は全然苦しくありません。
なので、仕事で育児に参加できない日本人男性ほど本人が忙しくないわけで。
当然、学校の送りむかえや、買いだし、公園で遊ぶとか、そういうのは普通にやります。
※当たり前ですけど。ってかさすがにそれはやれよって話じゃないですか。爆
ただ、ここはちょっと日本と違うかもなって思うのが・・・
私が住んでいる地域では、おむつ替えスペースは通常、男女ともに入れるファミリートイレに設置されています。(地域によって差があるかもしれませんが)
それから、男女関わらず小さな子供連れの人達は、スーパー、病院、電車、バス、その他どんな行政サービスでも、100%優先ラインがあります。
ここは国全体で徹底されている印象。
赤ちゃん抱いている男女が、満席のバスや電車で席を譲ってもらえないというのは、ブラジルではありえないですね。
こちらも100%。条件反射のごとく譲られます。
子連れ側が恐縮してしまうレベルで。
このことから、「男性の育児のしやすさ」というよりも、社会の子連れ(男女関わらず)に対する寛容さが日本とは比較にならないレベルで、同時に男性を会社に縛り付けることも無いので、こういう面では男性の育児のしやすさは日本よりも圧倒的に優れています。
ただ、日本人男性がブラジル人男性と同じ環境にいたら、もう少しちゃんと妻を手伝ってくれるのはきっと日本人男性だと思います。爆
・・・とは言え、たとえ「社会環境が理由」だったとしても、子育てをする以上、女性側が被る「実質的な負担」は変わらないわけで。
背景がどうこうというのは置いておいて、現実的に妻側の負担が少ないのはブラジル人女性なのでしょう。
ブラジル人男性は異性の子供のお風呂のお世話はしない
これには明確な理由があって・・・
異性の子供のお風呂の世話は、下手したら「犯罪」になるからです。
父親もそうですが、母親もそうですよ。
今のアラサー世代以降(30代前半より若い世代)は、女の子をお風呂に入れるのは「母親の仕事」であり、男の子のお風呂に入れるのは「父親の仕事」と徹底的に分けているケースが多いです。
というか、私は産院でそう習いました。
私が出産したのは2016年で当時28歳だったので、この世代以降はそうやって習っている人が多いはずです。
乳幼児はまぁ別なんですけど・・・
子供が1歳過ぎたら、徹底して分けてる家族は多いですよ。(地域によって違うのかな。。。?そんなことないと思うけど)
義理兄の家族は男の子2人兄弟なので、お風呂に入れるのはパパの仕事でした。
我が家は娘なので、娘のお風呂の世話は私の仕事です。
もちろん、離婚や死別とか止む無き理由がある場合はその限りでは無いのですが、この辺はペドフィリアに対する危機管理能力が日本よりも浸透している、という方が正しいと思います。

自分が頑張らずにアウトソーシングするのがブラジル人
ブラジル人は、自分が頑張るのではなく出来る人に対価を支払ってアウトソーシングする傾向があります。
家事もそうですが、それ以外の家の修理とか、車の修理とか、そういうのも。
例えば我が家は、いくら新品を買っても3カ月に一回くらいシャワーが壊れるわけですが、その修理も当然ソッコーで外注します。
我々は「Fixing Guys」と呼んでいるのですが、水回りを修理できる人など、手に職のある人達ですね、彼らに現金を支払って、全てやってもらいます。
夫
とか、そういう迷いもないです。
人に自分ができない・やりたくない何かをやってもらうために、お金を払うことを彼らは惜しみません。
もうぽんぽん外注しますよ。
さて。
ここまでだらだらと書いてきましたが、以上がブラジル人男性の家事能力と育児能力です!
基本は女性がメインっていう風潮ではありますが、それが妻・母であるケースが少ないのと、お金で解決できることはどんどんお金で解決させるシーンが、日本よりも多い。
人件費が安いとも言えるのかもしれませんが、例えばシャワーの修理代が1回1万円程度でも、気軽に色々外注する国民性なので、一日の受注量も多く、月収80万くらいは稼いでいるそうです。(スゴイ)
外国人男性は育児も家事も完璧に出来て・・・っていうのは幻想なので、本当に気を付けましょう^^
これね、「いや、だってブラジル人だし・・・」みたいな声も聞こえてきそうですが、正直、男女の特徴に国籍って関係ないと思いますよ、個人的にはね。
ヨーロッパ人だろうが、何人だろうが、スキル?というかポテンシャル?言い方がちょっと変ですが、家事育児に対する男女の向き合い方自体は、全世界、同じような感じだと思います。
違うのは「環境」です。
記事にも書いていますが、私の夫の働き方で、この時間的余裕があるのにも関わらず、一切育児に参加しなかったらただの「育児放棄」。笑
もし日本人男性が私の夫と同じような働き方をしていたら、きっと同等程度(多分もっと)サポートしてくれると思うんですよね。
・・・でも現実問題、日本の会社はそうではない。
そして男性が忙しいからといって「子育ての仕事量」が減るわけではないので、単純に全てのしわ寄せがきてる日本人女性の負担は尋常じゃないのも事実だと思います。
そう考えると、日本の働き方って結構本格的にヤバいのではないか、と思うんですけどね。
・・・と。
脱線しましたが。
冒頭にも書いた「日本人男性は~~~~外国人男性は~~~~~~~」という趣旨の記事は、要は、わざわざ人間の感情を逆なでするような悪意のある表現をし、PVを集めて広告収入を得るために作成されている「マーケティング手法」だということですね!
マネタイズに繋がるのならこういう記事は無くなることはないので、広告をクリックしたり、シェアしたりせずに、そっとサイトを閉じて逃げるのが一番賢明なのかなと思います!
おしまい。