元国際線客室乗務員、現ブラジル在住で、娘が0歳の時から毎年日本とブラジルの往復(平均移動時間50時間)をしているため、乗員目線、旅客目線ともに割と詳しい分野です。
今回は子連れ長距離移動で本当に役立ったと感じたアイテムをご紹介したいと思います!
よくこういう系の記事ってとにかくたくさんのアイテムを羅列するものが多いですが、モノが増えれば増えるほど、飛行機移動は管理が大変になります。
世界一強いパスポートなどの重要書類を運んでいる最中ですので、今回は子連れでも管理がしやすく、動きやすく、スムーズに国境を越えられるアイテムだけを超厳選しました!
なお、子供の年齢に合わせたアイテム選びも大事で、0歳の時は使えなかったけど、5歳になったら神アイテムだった!!っていうのもすごく多いです。
年齢別のアイテムとしてインスタの投稿も記事下に載せておきますので是非参考にしてみてください^^
機内持ち込みスーツケース
ポイントは外側にポケットがあること、4輪であること。
外側ポケットは保安検査で出す必要のあるPCやタブレット端末がスムーズに出し入れできるように。
2輪では小回りが利かないため、予測不可能な行動をとる子供に合わせた行動には4輪が合っています。
ちなみに5歳から娘もスーツケースデビューをしたのですが、娘用のタブレットも保安検査では出さなくてはいけないので娘のスーツケースも外側ポケットが付いているものを選んでいるよ。
保冷ランチバッグ
子供のスーツケースの一番上に入れます。
国際線の機内には液体類の持ち込みが禁止されていますが、子供用はOKなので、パックジュースや子供が飲む飲み物、お菓子などを小さいバッグにひとまとめにしておくことで、保安検査場での出し入れが非常にスムーズになります。
ボールペン
国際線の機内では入国書類等、必ず書類があるので、ボールペンは絶対に持っていきましょう。
CAはボールペンは私物を使っていることがほとんどで、旅客に貸してくれと言われるのをすごく嫌がります(人によっては普通に断られます)たかがペン、されどペン。
お互い嫌な気持ちにならないためにも、ペンはカバンに入れておいた方が良いです。
ポケファイ
国境を越えた移動が多い人は、ポケファイは超おすすめです。
日本人が行くであろう国ではほとんどの国でWifiが使えるようになります。
もちろん日本も対象で、例えば一時帰国のWi-Fi問題はポケファイを持っていればすべて解決します。
本体購入時に5Gが無料で付いてきます。契約なども必要なく、ギガを使い終わったら都度買い足しする形式。5G、15ドルで世界中でWi-Fiが使えるようになると思うと超格安です。
国際線CAやパイロットが持っている確率超高いアイテム。
フットレスト
長距離移動はむくみとの闘いです。
足置きがあるだけでだいぶ楽になるのと、折りたためる上にポンプ不要ですぐに使える足置きは、子連れの飛行機移動に重宝します。
水筒
飛行機で出されるコーヒーやお茶は熱湯で作られるため、こぼすと普通に火傷します。
(機内事故でも多い事例です)
子連れ移動では蓋のある水筒があると安心です。これは食洗器全対応だしワンクリックで開け閉めできるので楽です。
ジェットキッズ
私個人の体感ですが、ジェットキッズは3歳~4歳の時に大活躍しました。
2歳以下だと結局子供を抱っこする必要があるケースも多いため、親が持つとなるとかさばるし持ちにくく、収納力も無ければ値段も高いので、こういう時期は上記の足置きを自分のカバンに入れていた方がラクでした。ただ、3.4歳になると自分のスーツケースということでテンション爆上がりして機嫌が良くなること、空港内の移動で子供を載せて引っ張れるのは非常にメリットが大きかったです。
お子さんの年齢に合わせて検討してください。
タブレット端末
機内では子供の好きな番組がやっているとは限らないので(中東系の航空会社はラインナップが豊富だけど、欧州系は残念なことが多い)タブレット端末は必須です。
搭乗前に必要なアニメをオフラインで見れるようダウンロードしていってます(ネトフリなどから)
AirFly Duo(エアーフライデュオ)
機内オーディオって有線でイヤホンを付ける必要がありますが、これを持っていると機内エンターテイメントシステムをワイヤレスイヤホンで見ることができるようになります。
しかも二台まで同期できるので、子供と一緒に同じ番組を見ることが可能になるよ。5歳の時に導入したんですが、トイレに立つ時などもイヤホンをバラバラやる必要が無くなって本当にラクでした。
スリッパ
機内では子供が靴を脱いだり、自分も少し楽な靴を履いていた方が色々楽なので、私は必ず使い捨てスリッパを自分と子供の分持っていくようにしています。
子供のスリッパは目立つ色のものを選んでいます。