あまり興味のない方からしてみれば『ブラジル』と言われた時に、大抵思い浮かべるのが『サッカー』『治安の悪さ』とか、そんな感じだと思うんですね。(笑)
( ;∀;)
ですが、
例えば外国人が日本人に抱いている『日本人のイメージ』が、現実には全く違うように、日本人含む外国人がブラジル人に抱くイメージは、実際の彼らとは結構差があります。
私も移住してきて知ったことなのですが、案外ブラジルって、思っていたような国ではないです。
いい意味でも悪い意味でも(笑)。
そこで今日は、私がブラジルに移住してみて気が付いた、人々のイメージとかなり違う現場の実態について書きたいと思います。(笑)
ブラジルは、常夏ではない。
ブラジルには冬が存在します。
しかも普通に寒い。ばーん
恥ずかしながら、私はこんなに寒い冬があるとは知りませんでした。
夫から冬があることは聞いていたのですが、言うほど寒くないんだろうな~とか舐めてかかっていたのです・・・
本当、普通に寒い。(笑)
( ;∀;)
VIVAヒートテック。
地域によっては雪も降ります。
リオデジャネイロのような常夏のイメージがある土地でも、冬場は普通に寒いです(笑)
私の娘はブラジルの冬に生まれたのですが、それはもう、極寒でしたよ。
なので『ブラジル=常夏』は嘘です。(笑)
『みんなポジティブ』という勘違い
これも大嘘(笑)
まず一番身近なブラジル人である私の夫は、時々、回し蹴りくらわしたくなるくらい繊細でネガティブです。
そもそも、『ポジティブ』というような性格に関することは『人による』というのが前提ですよね。
これはよくある、日本人は~だ、みたいな、すべての人をひとくくりにして『ステレオタイプ』にはめ込む意見と同じ。
ブラジル人だって、性格は人によります。
でもそこであえて、ブラジル人をステレオタイプに当てはめて言うなら、彼らは『ポジティブ』なのではなく、『フレンドリー』。
ビーチなんかに行って話しかけてみると、それはもう、みーんなフレンドリーに対応してくれます。
これは事実。
そう、これは事実なのではありますが、だからと言って、彼らは決して『ポジティブ』だということではありません。
※まぁもちろんポジティブな人も中にはいるんでしょうが・・・
私は今まで、たっくさんのブラジル人と出会ってきましたが、いまだ『ポジティブなブラジル人』に出会ったことはありませんよ。爆
結構くよくよ悩んでいます(笑)
それに、人生についてまじめに考えている方も多く、全くもって『楽天主義者』ではない印象はありますね。
※もちろん、これも『個人』によってなんですけど。
個人的には、何の根拠も無いのに『なんとかなるさ』という言葉を多用する人が苦手な私にとっては、この事実は嬉しかったです。(笑)
何とかなるように行動しているから『何とかなっている』わけで、何もせずに『なんとかなってる人』というのは、大体周りに負担をかているだけですから。。。
『いまだにジャングルだらけの発展途上国』という勘違い
これもよく言われることなんですが、アマゾンは確かに存在しているものの、ブラジルって、日本人がイメージしているよりも、全然進んだ国です。(笑)
大型ショッピングモールなんて、日本のそれと全く変わりません。
むしろハイブランドの入り具合はブラジルの方に分配が上がる気がしますね。
それからもう一点、かなり国民の意識が進んでいる点が、『性病検査』。
みなさん、本当にすごーーく意識が高いです。
ものすごく偏見ですが・・・
正直私は最初の頃、『ブラジル人』をイメージした時、『後先考えず勢いでone night love!!!!!!』という人が多いんだろうな~・・・と勝手に想像していました。(ま、実際に少なくはないけど 笑)、
ですが検査はちゃんと受けてます。(笑)
この辺は日本人より、本当、よっぽど意識高いですよ。
HIVの検査など、全員無料で受けられるのも手伝ってか、男女ともに、ほとんどの方が性病検査していますね。
※移民や旅行者を含め、ブラジルにいる人は全員無料です。
妊娠を望むカップルも、男女で性病検査を受ける、というのがデフォルトなので、この辺は日本よりも進んでいるな~と感心します。
『物価が安い』という勘違い
物価、ものすごく高いです、ブラジル。
電化製品、赤ちゃん製品、日常生活雑貨、消耗品、などなど。
日本よりも安く手に入るものを探す方が大変。
野菜とフルーツは安いかな・・・
あと、土地は場所によりけりですが、一番の高級エリアは東京23区よりもずっと高いですね。
税金も世界で一番複雑で高い国です。
これはこの国を見ている限り、全くもって信じられませんがね。(笑)
払った分の半分も返ってきてませんからね、国民に。(笑)
国民の血税を、誰かが一生懸命使ってるんでしょうね~(笑)
『どこもかしこも殺人事件』という勘違い
治安が悪いのは事実です(笑)
ただ、それも場所によります。
凶悪犯罪は、ほとんどが都心部のスラム街の中や、夜間の『危ない地域』で有名な場所である場合がほとんどで、すべての地域が危険というわけではありません。
私が現在住んでいる場所は、それこそ小学生高学年の子たちは一人で学校に通学するような場所です。
なので、これも『場所による』ですね。
『ブラジリアンワックス』勘違い
普通にレーザー脱毛してますよ。(笑)
少なくとも私の知っているブラジリアン女性は全員レーザー派です。
今ワックス使ってるブラジル人女性、いるのかな…?
まぁみんなCAなので、意識が高いって言っちゃ高い方なのかもしれませんが、ブラジル人女性は基本的にほとんどの方が美意識高いです。
その辺のおばちゃんでも、きちんとサロンに毎週通ってたりします。
私も日本にいるときは月1、2くらいでしたが、ブラジルに来てからは週一でサロンに通うようになりました。
エステ関連は最先端のものを取り扱っている店舗も多く、レーザー脱毛に関しては日本よりも安く受けられますね^^
『野菜の代わりのマテ茶』という勘違い
大嘘過ぎて。。。
( ;∀;)
日本のビジネス戦略って怖いですね~。
南米の方は野菜の代わりにマテ茶を飲む!?
・・・いやいや、マテ茶はこちらではスタバと同類です。
もっと言うなら、完全に『清涼飲料水カテゴリー』でっせ。爆
少なくとも『美容』のために飲んでいる方はいません。
ちなみに。
ブラジル人、野菜は野菜でちゃんと食べています。(笑)
マテ茶はたまーに飲んでますね。
砂糖バンバン入れて、ホイップクリームがとぐろを巻いて乗っているような、最高に甘いやつを、です。
ティーバックのマテ茶もスーパーで売っているのですが、最初からなんか甘いんですよね…あれ。
さらに、そこへ砂糖を入れて飲む人もいますから・・・
野菜の代わりっていうのは完全にデマ。
絶対にないです。
まとめ
よくある『ブラジル勘違い情報』を紹介してきましたがいかがだたでしょうか?
ここに挙げた例は、日本だけでなく、世界中から持たれているブラジルのイメージです。
あ、ただ『マテ茶』は日本の企業戦略によって流されたデマですが(笑)
やはりイメージと現実にはギャップがあるんですね~・・・
なお、ブラジル人の中には、いまだに日本には『サムライ』『忍者』が存在していると信じている方もいます。
これ、結構いろんな国の『イメージ』と『現実』を調べてみると楽しいかもしれませんね^^
ではでは今日はこの辺で!