【2022年最新】海外在住者の楽天モバイル契約ってどうなの?

こんにちは!イリウダです。

少し前にストーリーにも上げていましたが、先日楽天モバイルに出向いてきました。

結論から言うと、リスクを理解しているなら海外在住者の契約は大いにアリだと感じ、私も契約してきましたよ!!

今回の記事では、私が疑問に思った点や『海外在住者の考えられるリスク』を細かく深堀していきます。

現在契約を検討中、または次回一時帰国にて契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

では、早速行きます!!

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海外在住者の楽天モバイル契約の不安点

そもそも海外在住者は契約していいのか?

はい、しょっぱなからミリオンダラーズクエスチョ-----ン。

これは海外在住あるあるというか…

それって海外在住者も対象ですか??ってやつですね。

私はトラブルになった時に堂々と反論できなくなるのが嫌なので、基本的に規約違反は徹底して避けるタイプなのですが、今回は例外になりました。

端的に言うと、楽天側の主張はこれです。

楽天

自己責任でどうぞ。

ばーん

以下、私と店舗スタッフの方の会話をそのまま書き起こしてます。

イリウダ

すみません、私海外に住んでいるんですが、非居住者の契約ってぶっちゃけ良いんでしょうか。

楽天

楽天としては厳密には『No』と言うしかないんですが、海外在住者の契約者さんは実際は大勢いらっしゃいます(笑)

イリウダ

ほう。

楽天

というのも、必要書類を揃えていて、今、日本にいらっしゃる方は全員契約できてしまいますし、それを楽天側が深堀してその方が海外在住か否かを調べて止めることも不可能なんですよね。

イリウダ

なるほど。

楽天

海外在住者の方が契約をしたから『規約違反で罰金』とか『刑務所に入れられる』的なことは無いですが、万が一何かトラブルがあった時に『海外在住者の方の契約はそもそも認められてないよね』と言えるような予防線と考えて良いかと思います。

はい。

非常にわかりやすいですね^^

なので実際は海外在住者が契約しても問題ないけど、楽天側から大々的に『海外在住者も契約OKでーーーーーす』とは言えない(責任問題に発展しないような予防線)これが2022年現在の状況だそうです。

【メリット】海外在住者が楽天モバイルを契約してできること

  1. 1Gまでなら完全無料で契約できる
  2. つまり海外にいても日本の番号が無料で持てる
  3. 日本国内で無料でSMS受信ができる
  4. 海外でも無料でSMS受信ができる(対象66ヵ国のみ)
  5. 日本国内の固定電話・携帯電話が無料でかけ放題
  6. 110、119などの緊急連絡先にも無料でかけられる
  7. 0120の番号にかけられる
  8. PayPayなどの各種サービスの電話番号認証ができる
  9. 日本のポイントサイトなどで換金が可能になる
  10. 緊急連絡先に電話番号を伝えられる(実家の固定電話に頼る必要が無い!)
  11. 契約事務手数料/違約金 なし
  12. eSIM(デュアルSIM)対応(機種による)

要は、一時帰国で不便だったスマホ問題が全て完全解決するってこと。

しかも、気を付けていれば完全無料で解決させることができます。(スマホ本体代は除く)

以前、現状最強プランは以下と記事を書いたのですが、楽天モバイルに軍配が上がりましたね、これは。爆

【デメリット】海外在住者×楽天モバイル問題点とリスク

【注意】楽天モバイル指定66ヵ国以外の国在住の方は契約しちゃダメ

ただし!!!

やっぱりリスクはありますよ!!!!

楽天モバイルに関しては、恐らくこれが一番注意点です。

以下に記載の国以外に在住の方で、日本に半年毎に帰国をされない方は、楽天モバイルは契約しない方が良いです(契約自体はできても、一定期間後楽天から勝手に契約解除されてしまいます)。

というのも、後述する180日ルールを回避することができないから。

アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、カンボジア、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア

※最新の対象国は楽天モバイル海外ローミング対象66ヵ国から確認してください

楽天モバイルは去年?くらいに大々的なキャンペーンを行っていて、その時に契約した無料ユーザーを大量に抱えているんですね。

この層の締め出しルールが現在適応されています。

それが180日ルールです。

楽天モバイル180日ルールとは

簡単に言うと、楽天回線を6か月以上一度も使わない場合、契約が勝手に解除(電話番号が使えなくなる)されるというルールです。

この解除が行われる前に楽天側から連絡があるそうですが、それは店舗スタッフの方でもメールで来るのかSMSでくるのか詳細はわからない(多分知ってても顧客に伝えてはいけない?)とのこと。

なので、年に何度も一時帰国する方なら問題ありませんが、一年に一度以下の頻度での帰国者であれば、これは困ってしまいますね。

この180日ルールを回避するには、海外でも定期的な作業が必要になります。

海外在住者が楽天モバイルの180日ルールを回避する方法

  1. 海外にいる状態で楽天のデータローミングをONにする
  2. Wi-Fiを切る
  3. 楽天回線に繋がったことを確認
  4. インスタグラムを1分程度サラっと見る
  5. 好きなウィキペディアを1分程度閲覧
  6. my楽天モバイルのアプリでデータが使用されたか確認
  7. Wi-Fiを元に戻しデータローミングをオフに

これを定期的に行います。(毎月1回とか、3か月に1回とか)

最悪、楽天からの契約解除警告連絡を受けてからでも間に合います。

この作業ができるのが、対象国66ヵ国のみ、ということ。

それ以外の国からでは楽天回線に繋げることができませんので、180日ルールを回避することができません。

なので、契約前にご自身の国が対象66ヵ国に入っているかどうかを必ず確認しましょう。

楽天モバイル3ヶ月ルールとは

ちなみに、この180日ルールとは別に3か月ルールというのもあるようです。

これはWEBで申し込みをした人限定の話になるのですが、楽天モバイルの『開通』が正常に行われておらず、楽天回線に3カ月間、契約してから一度も接続されていないと、楽天から勝手に契約解除されてしまうルールですね。

店舗で契約をすればこちらは回避できますので、初期設定に不安がある方なんかは特に、ウェブではなく店舗での契約をされると安全かなと思います。

余計な金額を取らない代わりにサポートは『無し』と思った方が良い

楽天モバイルは違約金や事務手数料が無料ではありますが、サポートはほぼほぼ無しと思っていた方が良いでしょう。

少なくとも私は何ひとつ楽天のサポートに期待していません。
※というかゼロ円で契約させて頂いている立場でサポートを期待するってのは人間としてどうなのかと思います。

対応してくれたらラッキーとしか思っていませんし、問題が起きたら『自己解決』を目指します。

楽天モバイル まぁまぁ遅いし通話は不安定

また、楽天モバイルは評判通り、ネットのスピードはまぁまぁ遅いし、通話も不安定だそうです笑

これには一応理由があるのですが、ちょっと専門的な話になってしまうし長くなるので省略します。。。すみません。爆
※気になる方は楽天モバイルHPもしくはパンフレットを参照願います。

楽天のスタッフさんがそれを言っちゃうのも面白かったですけどね(私としては助かった)。。。

なので、一時帰国などで日本国内でインターネットを快適に使いたいのであれば、別途でポケットWi-Fiを持っていた方が良いかと思います。

ちなみに私はPokefiを愛用しています。

これは日本国内だけでなく、日本人が行くであろう国は大体カバーしていますので、海外渡航や出張、駐在など、国際線に乗る機会が多い方は一台持っていると便利ですよ!

去年から日本でも正規販売が始まりました↓

現状のルールは予告なく変更になる可能性がある

海外在住者の楽天モバイル契約は厳密にはグレーゾーンですから、リスクを理解したうえで自己責任のもとに行うものです。

もちろん楽天モバイルが急に上記の180日ルールを厳しくして、海外在住者の締め出しに乗り出す可能性はゼロになることもありませんし、このリスクは常に付きまといます。

ここは契約前にきちんと理解しておくべき点だと思います。

イリウダが契約を決めた理由

ブラジルが対象66か国の中に入っていた

これはラッキーでしたしビックリでした。笑

こういうサービスの対象国に、ブラジルが入っていることってほぼほぼ無いので。ばーん

契約の目的がSMS受信のみだった

仕事のほとんどはブラジルの番号使用で、日本の番号は一時帰国中のSMS認証のためだけにキープする位置づけであることから、番号が使用不可能になってもそこまで仕事に影響が無い。

最大のリスクが許容範囲だった

私にとっての最大のリスクは、、、

イリウダ

やっぱ楽天モバイル無理だわ。やめよう。

…で、解約にいくらかかるんだろう。。。

でした。

しかしながら、万が一途中解約になっても違約金等は一切発生せず、本体料金を支払うだけで済むと確認が取れました。

本体料金を分割48回(楽天カード決済なため利子無し)なら特に痛手になることもないだろうとの判断です。

また、仮に180日ルールで契約解除をされたとしても、それに際して別途罰金が科せられることもありません。

ただ単純に、電話番号が使えなくなり、残りの本体料金があればそれを支払うだけです。

eSIM(Dual SIMデュアルシム)対応だった

Dual SIM(デュアルシム)対応のスマホとは、1台のスマホにSIMカードを2枚入れられるスマホのこと。

番号を2つ1つのスマホで管理できるということですので、例えば、LINEのアカウントが2つ、1つのスマホに入れられますし、SkypeもWhatsAppも同様。

ということは…

海外の番号と日本の番号を同じスマホで管理できるということ!!!

これ、めっちゃ便利ですよね。

楽天モバイルの場合、そのSIMカードが『カード』ではなく、eSIMというQRコードでSIMをスマホ本体に読み込ませることができる仕組みだそう。

なので、iPhoneに楽天モバイルの回線を読み込ませた後、海外で普通にいつもの通りに現地のSIMカードを挿入することができ、スマホの画面で必要な時に使う回線を手動で選択できるようになります。
※iPhoneの場合はiPhoneSEからこのeSIMが対応となります。

今回私は、キャンペーンで2万円のポイントバックがあったので、iPhone13miniを購入しました。
→私が実際に契約したキャンペーン

楽天モバイル契約の流れ

契約に必要なもの

  1. 本人確認書類
  2. 楽天会員ログイン用の楽天IDとパスワード
  3. グーグルアカウント(アンドロイドの場合)
  4. アップルID(iPhoneの場合)
  5. 支払い情報(クレジットカードまたは銀行口座)

私は色々楽天側に質問があったので、今回は来店して契約しましたが、上記の手続きは全てオンラインで完結します。

楽天モバイルに向いている人

  1. 楽天モバイル対象66ヵ国に在住の人
  2. 楽天モバイルの他に別途Wi-Fiルーターを持っている人
  3. 日本でデータ通信をそこまで使用しない人
  4. iPhone派で最低でも2年に一度は一時帰国する人
  5. 楽天モバイルの細かいリスクを許容できる人
  6. その他、自己責任の意味を理解できる人

※楽天のアップグレードプログラムが使えるため

イリウダ

iPhoneアップグレードプログラムの詳細はこちらを見てね^^

楽天モバイルに向いていない人

  1. 楽天モバイル対象66ヵ国以外の国に在住の人
  2. 日本でデータ通信をかなり使う人
  3. トラブル時は手厚いサポートが必要な人
  4. 想定外のリスクを許容できない人

まとめ

現在進行形で楽天モバイルを利用していて、困っている点はありません。

というか、簡単な外出ならWi-Fiルーターを別途持っていく必要も無いのでめちゃくちゃ便利です。

何より、いろんなサービスに登録ができるようになりました。

SMS認証の壁を越えられるだけで、オンライン決済やキャッシュレス決済の選択肢が広がるのでマジで助かりますね!!!

対象66ヵ国に在住の方で、細かなリスクを許容できる方は、割とおすすめの選択肢だと思います^^

ブラジルに帰ってからDualSIMの設定もするので、またその際は記事にしようと思いますよ!

インスタでたくさんの情報提供をしていただいた皆様、本当にありがとうございました!!


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