チミチュリソースとは、アルゼンチン発の郷土ソースで、もはやアルゼンチン人の『ソウル』と言っても過言ではないフレッシュソースです。
今回はそんなチミチュリソースのレシピ・逸話なんかをご紹介~!!
BBQの定番ソースであり、肉料理はもちろん、チョリソーをはじめとするソーセージや、サラダ、野菜スティックなんかにも相性抜群だよ。
私の好きな食べ方はホットサンドやサンドイッチ!!
シンプルな具材に少しこのソースを添えるだけで、立派なごちそうになってしまう、アルゼンチンマジックでございます~~!
作り方もシンプルで、日本でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてね!
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チミチュリソースの作り方
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チミチュリソースの材料とレシピ(作りやすい量)
- ニンニクのみじん切り
- 鷹の爪
- お好きな乾燥ハーブ
- お酢(またはレモン汁)
- オリーブオイル
全てを混ぜて完成!!
量は適宜好みの量を調節しながら好きな味を作ってみてください!!(適当かよ)
※だって本場でもコレ!といった量が無く、みんな家庭でそれぞれの味を作ってるんだから仕方ない。
すごく簡単なのに肉料理やソーセージ、魚料理や温野菜など何につけてもおいしいソースになります🐟🍖🥕
チミチュリソース豆知識
地域や家庭によってオリジナルな作り方があり、使われる材料はさまざま!
コリアンダー、ニンニク、オニオン、タイム、オレガノ、パプリカ、ローリエ、ブラックペッパー、マスタードパウダー、セロリ、ビネガー、お酢の代わりにレモン汁に変えたりと…
多くない?ばーん
南米では、市販で『チミチュリミックス』なる乾燥ハーブのセットが売っているので、お土産に買って帰るのも良いかも知れませんね😋🌱
チミチュリソースの起源や逸話
チミチュリの語源は諸説あり、実ははっきりしていません。
有名なもので、人物名がなまったものという説。
1800年代初頭、アイルランド人の冒険家、ジミー・マッカリーによってアルゼンチンで発案されたというのが有力な説みたい。
ジミーは、アルゼンチンがスペインからの独立を目指して戦っているという情報を耳にすると、地球の反対側に飛んで民族解放運動に参加。
そこでマヌエル・ベルグラーノ将軍(アルゼンチン人の独立運動指導者の一人)と一緒に戦うことになったんだって。
そのマヌエル将軍に…
マヌエル将軍
…と言われて、ジミーが作ったのが『チミチュリソース』の始まりという説。
もう一つの説は、19世紀にアルゼンチンにやってきたバスク人入植者に由来するというもの。
バスク語の「tximitxurri」にソースの名前が由来する、という説。
“tximitxurri “の意味は、「いくつかのものを順不同に混ぜ合わせたもの」。
それがなまってチミチュリになった、という説もあるよ!
アルゼンチン人にとってのチミチュリソース
そんな歴史背景はともかく、今ではすっかり郷土ソースになったチミチュリソース。
アルゼンチン人のシェフで、テレビ番組の司会者でもあるエドアルド・マッサ・アルカンタラ氏いわく。。。
『チミチュリ』はアルゼンチンで友情を意味するんだって。
イギリスではビール、イタリアではコーヒーを飲むのが友達とみなされるけど、アルゼンチンでは一緒にBBQをして一緒にチミチュリソース(というかBBQ)を楽しむのが友情の証なんだそう。
なんかこの辺はブラジルに似ているかも!
つまり、チミチュリソース自体が重要なのではなく、『日曜日に仲の良い友達と集まり、火を焚き、マルベックのボトルの栓を抜き、愛すべきチミチュリソースをたっぷりとかけて食べるBBQそのものの時間』こそが、チミチュリソースの醍醐味であり、一番おいしい食べ方なのかもしれませんね!
チミチュリソースつくれぽ募集中~!
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